2009年09月26日
【みどり豊プロジェクト】Vol.11 収穫!!

こんにちは!はなどんやの松村です。
爽やかな秋晴れが続きますね。まさに天高く馬肥ゆる秋
です。さてこの夏、4か月にわたりお伝えしてきた新品種米「みどり豊」ですが、
いよいよ収穫の模様が送られて参りました!



それでは感動の収穫風景を、坂嵜さんからのメールとともにご紹介いたします。
-------------------------------------------------
「みどり豊」の収穫です。
9/17、さわやかな秋晴れのもと田植えからずっと見守ってきた垣谷康隆さんの
「みどり豊」の収穫が始まりました。
「コシヒカリ」の収穫からちょうど2週間あとです。

コンバイン(360万円もします)がどんどんイネを起こしながら刈り取って
即、脱穀、後ろからは「わら」が排出されます。
わらは、長いままと裁断した状態の両方を選べます。
今年から、野菜の勉強も始めましたので、その畑で来年敷きわらとして使うために
長いわらを1列出していただきました。

倒伏をものともせずどんどん刈りは進み約25aの収穫は4時間ほどで
終了しました。
脱穀の終わったは籾は、すぐに乾燥機にかけられ水分15%ほどまで
45℃の温風で20時間ほどかけて乾燥させます。その後、籾摺り、精米と
言う工程を経て新米の出来上がり。
-------------------------------------------------
おめでとうございます!Congratulations!
日本の米作農業、更には食糧自給に貢献するかも知れない新品種米、
みどり豊
の誕生です!!
まもなく、皆さまの胃袋へお届けいたします

-------------------------------------------------

「みどり豊」をはじめて刈り取ってみた感想を垣谷さんに聞いてみました。
「茎が硬いので、倒伏していてもどの方向からも刈り取りが出来て思ったより
短時間で終わりましたねえ。それと、わらの量が半端じゃありません。刈り
取った後の株が隠れるほどでふかふかですよ。これだけの有機物を還元でき
れば田の状態をいい状態に保てるでしょうねえ。」(垣谷さん)
「籾わら比」というものがあると言うのを昨年はじめて知りました。
採れる籾の重量/残るわらの重量のことだそうです。最近の、イネの品種改良は、
少ないわら(小さな植物体)でたくさんの収穫を得ると言う方向(籾わら比が
大きい)に向かっているようです。
効率優先と言うことですが、ぎりぎりの能力を要求された場合、気候変動等で
栽培環境が大きく変動するとそれに対応できなくなるのではないかと思います。

これが最近の、コメの品質の下落のひとつの要因ではないかと思っています。
その点大柄な「みどり豊」は、収穫まで葉の色が緑色を保ち、余裕を持って
対応できるように思いました。
化学肥料中心で、わらの還元が少ない状況が何十年と続き、田の持っている懐の
深さと言うものが次第に削りとられているのではないでしょうか。
将来の子孫に田を良い状態で引き継ぐためにも、効率優先になってしまった
今の稲作を品種の面からも考え直してゆく必要性を感じます。
「みどり豊」を10年連続で栽培したら地力に変化が起こるかも?
とても興味深いです。
---------------------------------------------------
今回のプロジェクトを通して、これまで毎日食べていながら、殆ど知らなかった
お米の生産について、勉強させて頂けたことはとても良かったと思います。
そしてお米のみならず花も含め、全ての生産現場において、苦労や工夫や感動が
あるのだろうなぁと、思いを新たにしました。
さて次回は、出来たての新米の報告です。
hanadonya8787 at 18:26│Comments(0)│




