2006年05月22日
ジプシーキュリオサ

ジプシーキュリオサ(上の写真)という人気のバラがあります。
では皆さん、このバラの名前の由来をご存知でしょうか。
まずこの名前は「ジプシー」と「キュリオサ」の2つの部分に分かれます。
「〜キュリオサ」というバラは他にも色々とありますよね。
「ジプシー」とはものすごく簡単に言うと移住生活をする民族のこと。
このジプシーキュリオサというバラ、園地で切らずに咲かせ続けると、
ピンク〜オレンジ〜白〜グリーンと、どんどん色を変えていくのです。
これが「ジプシー」の語源だそうです。
そして「キュリオサ」。
これは「不思議な」「珍しい」というような意味のようです。
確かに、ブルーキュリオサ、ロマンティックキュリオサなど、微妙な色合いが
特長のバラにこの名前がついていますよね。
そう考えると「ジプシーキュリオサ」は、色は変わるし微妙な色合いだし、
バラの中でも最も「〜なバラと表現しにくいバラ」と言えるかも知れません。
もっとも、カットして出荷されてしまうと、色変わりを楽しむことはできず、
ほとんど色が変わらずに終わってしまうのも、また不思議です。
「何とかカットしても色変わりを楽しむことができないものか?」と思い、
花を「切る前の状態と同じ状態で咲かせる」という、切花活性化剤PATを濃い目に
入れて生けておいたところ、約1週間ほどで、オレンジ茶色だった花がピンク系の
色に少しずつですが変わってきました。(下の写真)

おっ、ひょっとして・・・と思い、阿部バラ園の阿部さんにお電話したところ、残念ながらこれ以上はたぶん、色は変わらないよ、とのこと。園地でも気温や湿度や日照など様々な条件が合わないと、グリーンまでにはなかなか変わらないのだそうです。
「でも、たぶんでしょ〜」と、諦めずにもう少し見守りたいと思います。笑
これだけ開いても花首もしっかりしているし、花弁もきれいなのですよ♪
色が変わったらまた、ご報告します。(以上、花問屋の松村でした。)




